秋色系のアレンジメント(2023.9)

2023.10.13 記載
10月に入り、秋の色が濃くなって参りましたが、写真のアレンジメントは、9月に制作させていただいたものでございます。
まだ暑さが残ったままの9月でしたので、アレンジの色も、少し淡い色の秋を意識いたしました。
日本は、四季(春夏秋冬)を大事にしている民族でございます。
春(3月・4月・5月)、夏(6月・7月・8月)、秋(9月・10月・11月)、冬(12月・1月・2月)となっておりますが、もう少し細かく表現致します。
春は、1月のお正月から始まります。
「迎春」と申しますので、1月に入りますと冬のお花も使いますが、色目が春っぽく優しいお色目になって参ります。
5月に入りますと、「母の日」が終わると同時に夏のお花を演出し始めます。
「父の日」でヒマワリの黄色やブルー系のお花を使う事が多く、爽やかに仕上げていく為です。
8月は「御盆」が終わりますと、秋の気配を漂わせます。
10月は「ハロウィン」のイメージが定着しており、黒やオレンジ、紫といった濃いお色目を使い、少し冬っぽくキラキラしたラメを入れたりする事が増えて参ります。
このように四季と申し上げましても、月や気温などによってもアレンジする季節感が変わって参ります。
四季のある日本独特の文化でもあり、大切にしていきたい心かと思います。